なぜサンディエゴなのか

サンディエゴ中心街 Santa Fe Depot 駅

こちらのページでは、米国で活動予定のサンディエゴについて、柏倉宣教師より紹介致します。

サンディエゴとは

人口:139万4千人(2015年)
面積:964.5平方キロメートル(新潟県上越市とほぼ同じ)
人口密度:1,545人/平方キロメートル(埼玉県幸手市とほぼ同じ)

サンディエゴの特徴

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴには米国で2番目に大きい「軍港」があります。海軍があることにより、街は発展し、電気、通信、医療、海洋学などの各研究機関が盛んになりました。

上空から見たサンディエゴ軍港と市街地

多くの専門学校や、優秀な大学、または研究所などがいくつも点在しています。専門的なことを学ぶために全世界から、もちろん日本からもたくさんの研究生と留学生が来ています。同時に様々な日系企業も進出しており、日本から多くの技術者がこのサンディエゴに滞在しています。

サンディエゴ大学

またサンディエゴはメキシコとの国境沿いに位置していることもあり、メキシコに工場を持つ企業の方々は、普段はサンディエゴに住んでいて通勤の時にメキシコ側に渡って仕事をしているのが一般的でした。近年は物価の安いテキサス州へ移動しているとのことですが、依然としてサンディエゴには日系企業が多いです。

さらにサンディエゴは、農業地域でもあります。日本からサンディエゴに移り住んで、農業で成功している人達もいます。こうした農家に日本から農業実習生として留学、研修を行う若者が毎年居るのです。私自身も農業実習生でした。

農業が盛んなサンディエゴの丘陵地帯

海外邦人宣教の大きな可能性

私がサンディエゴに農業研修で訪れたのは1999年でした。そこで初めて聖書を読み、日本人教会に行き、そしてイエス様と出会い救いに導かれました。このサンディエゴには、先述したように日本からの企業駐在員、留学生、研究生、そして国際結婚などで滞在している多くの日本人や日系人がいます。そういった人々を合わせると、サンディエゴにいる日本語話者はなんと約6万人にも上ると言われています。

サンディエゴにある日本食材の専門スーパー

日本に住んでいればサンディエゴという地は全く関係の無い場所のように思え、ある人にとっては「(日本に住んでいる)私の町には教会が必要だが、サンディエゴの町には日本語の教会は必要無いのでは?」と思うことがあるかもしれません。しかしサンディエゴは同胞の日本人が多く住んでいる場所なのです。そして彼らにも、日本語での宣教がどうしても必要なのです。

海外邦人宣教の意義

なぜなら、彼らの中には何不自由なく英語を話せる人も居ますが、しかし英語が話せると言っても、やはり日本語で話を聞くのと英語で話を聞くのでは、驚くほど理解度が違うからです。実際サンディエゴに30年以上住んでいるある日本人は、『日本語の言葉は魂に届くので、やっぱり日本語で聖書を読まなければ本当には理解できないんです。』と言っていました。

1999年Good Friday 受洗式 サンディエゴにて

それからサンディエゴに住んでいる日本人のほとんどが、定期的に日本へ帰国し、それぞれの地域へ里帰りをします。そのときにクリスチャンとなって帰国し、地域の教会に集うようになるのか、あるいは救われずに帰国するのかでは、あまりにも大きな分かれ道となります。ですから在外日本人にとって、その場所で、しかも日本語で福音を聞くということがとても重要なことなのです。

信仰によって

またサンディエゴには日本より遥かに多くの社会的問題があります。ドラッグ、銃、頻発する窃盗や強盗、障害事件、人種差別、物価の問題。そして日本人であれば更にビザの問題、教育、食、言葉の問題などもあります。加えてここ最近では新型コロナウィルスの蔓延という大きな問題もあります。一体誰がこの場所へ福音を届けに行くのか。これは決して簡単なことではありません。私は主から、このサンディエゴに居る日本語を話す人々へ福音を届ける召しを受けました。宣教に従事するようにと主から使命を与えられたのですから、一度しかない人生の全てを捧げて人々へ福音を届けたいと思っています。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16)

上記の御言葉は、人が救われることを何よりも神ご自身が願っていることがはっきりと分かります。私がサンディエゴへ行く動機は、何よりも神の救霊の思いからです。

教会のわざとしての宣教

ところで宣教というのは、決して単独ではできないことです。宣教するには、福音を届ける人がどうしても必要ですが、送り出す人も同じようにどうしても必要です。主が教会に宣教師を立てて送り出した出来事が使徒の働き13章に記されています。

「さて、アンティオキアには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、領主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどの預言者や教師がいた。彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が「さあ、わたしのためにバルナバとサウロを聖別して、わたしが召した働きに就かせなさい」と言われた。そこで彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いてから送り出した。」(使徒13:1〜3)

送り出されたサウロ(パウロ)とバルナバは、主に召されてその任務に当たりました。一方で、同じアンティオキア教会から送り出した側であるシメオン、ルキオ、マナエンたちは断食と祈りをし、そして二人の上に手を置いてから送り出しました。送り出される側と送り出す側の両方に、これから起こる世界宣教への真剣な姿勢とまた大きな期待、そして主への信仰の従順があったのです。彼らの宣教から今日の世界宣教へと拡がり、日本に住む私たちにまで福音が届けられました。

サンディエゴの街並み

私もこれから世界宣教へ遣わされるべく準備をしていますが、この宣教の働きを共に担い共に歩んでくださり、そして送り出してくださる友が起こされるようにと願っています。主を信頼し、主に期待する信仰で一つとなり、主の宣教の働きを共に担って行ければ幸いです。

皆様のお祈りとご支援を心から感謝致します。
主に栄光がありますように!

 

サンディエゴ邦人宣教師
柏倉秀吉

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